10年ぶりの燕岳
予告通り、燕岳へ行って来ました(^o^)/
今回の山登りは北アルプスを楽しむだけではなく
新型コロナ渦の登山ってどんな感じなのか?
実際に行ってみて感じたことを綴ってみました
その1:新型コロナ渦での公共交通機関の利用
ぎしぎし2号は主に公共交通機関を使っています
今回もあの特急に乗って穂高駅へ
2週間前にインターネットで予約ができました
座席も選ぶほどありました
いつもの夏ならこうはいきません
駅のホームでは特急に乗車する人を対象に
アルコールスプレーとティッシュが配られていました
乗車してみると指定席は空席が通路側にポツポツとありました
いつもの夏なら指定席は満席で
自由席付近で立つのが当たり前
コロナ渦では避けたい状況です
車内は飛沫を防ぐためか、賑やかな人はいませんでした
涼しくて静か
快適過ぎて、今までが異常だったのかもしれないと思いました
穂高駅からはバスを利用しました
今年は富士山封鎖、南ア行きのバスも運休しているので
アクセスしやすい八ヶ岳か北アに人が集中するだろうと予想しました
12:55穂高発の前泊組だったからか、混雑することもなく到着
皆さんマスクをして静かにバスに揺られていました
冷房中のバスで窓を開けると運転手さんに怒られますが
換気当たり前のご時世、車酔いするぎしぎし2号は風に当たれてラッキーでした
その2:新型コロナ渦での宿泊施設の利用
前泊宿は「有明荘」、奇跡的に個室が取れました
チェックイン時に新型コロナ感染防止対策のチェックシートを提出しました
人が集まる場所でのマスク着用と食堂の滞在時間の短縮など
出来る限り3密を防ぐ対策がされていました
施設内は手指消毒用のアルコール、ハンドソープやペーパータオルが完備され、
スタッフの 方々はマスク装着、食堂ではフェイスシールドも併用していました
レジの店員さんのような微妙な(使いまわしの手袋みたいな)感染対策は無く
安心して滞在できました。
サービス業は新型コロナの影響でやらなければならない事が増える一方、
お客さんが少なくなっている厳しい状況です
「有明荘」のような素晴らしい施設が営業を続けていくには利用する側にも責任がある
ことが明るみに出ました
例えば、体調不良で施設を利用してしまった後に医療機関にかかるとか・・
もし陽性者だと分かったら営業が難しくなってしまいます
その3:新型コロナ渦での登山
当日は雨模様、涼しい朝でした
登山口では長野の山岳警備隊のお兄さんが検温をしていて
無理な登り方はしないように呼びかけていました
救助となればコロナ疑いで対応するのでしょうか
ガウン、ゴーグル、マスク、アルコール持参で防御しながらの野外救急
想像しただけでしんどいです
他県から来て迷惑をかけるわけにはいきません
今回はピストンなので軽装備、運動強度を下げて正解でした
登山口から合戦小屋まで急登が続きます
登山の運動強度はジョギングと同じ7メッツ
荷物が重たければそれ以上
合戦小屋までの所要時間は4時間なので重労働です
山道に入るとマスクをして登る人はいませんでした(たまたまだったのか?)
山を登る人は状況に応じた判断ができる人であって欲しいと
勝手に期待していたので嬉しかったです
人はそれほど多くなく、急登でプチ渋滞が起きましたが
大菩薩嶺で見かけたような何十人もの団体さんはいなかったので
自分のペースで楽しく登ることが出来ました
10年ぶりの燕岳はコロナ渦での登山となりましたが
特に困ったことはありませんでした
室内や人が多いところでマスクが必要なのは山でも一緒です
新型コロナをきっかけに
症状があればマスクをするのが当たり前になって
清潔なものが提供されるようになって
適度な距離を保てる配慮ができるようになれば
過ごしやすくなるのではないでしょうか
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2539505.html